【第3話】最強の退職支援者召喚〜298,000魔石の対価と、水面下で進む社畜ギルド脱退計画〜

執筆者:

カテゴリ:

我が領地(ブログ)へようこそ。
サイドFIRE前夜の火属性の魔法使い【見習い】、ディザだ。

前回の記事では、長年尽くしてきた社畜ギルドの激務によって、私の魔力(精神と体力)が限界を迎えた話をシェアした。

「このままでは命が燃え尽きる」

そう確信した私は、ついに人生最大とも言える禁忌の決断を下した。自分の口から退職を告げるのではなく、圧倒的な法ノウハウを持つ最強の支援組織【退職支援者】を召喚し、ギルドを強行突破する作戦だ。

今回は、私がまさに今、水面下で進めている「退職支援者の召喚にかかったリアルな対価(コスト)」と、決行に向けた準備の裏側をすべて暴露する。


1. 召喚に要した対価:298,000魔石(円)

結論から言おう。私がこの強力なサポート組織と契約するために支払った代償は、【 298,000円 】である。

ネットで検索すれば、格安で「明日から会社に行かなくて良くなる」とうたう安価な呪文(サービス)はいくらでも見つかる。しかし、私が選んだのはそれらとは一線を画す、プロフェッショナルによる「退職支援の特級呪術」だ。

なぜ、これほどまでに高額な魔石を投じたのか?
理由は明確だ。ただギルドを辞めるだけでなく、その後に控える「国家補給原資(失業給付)」を最大化するためのロードマップまでを完全サポートしてもらう契約だからである。

この298,000円という対価は、単なる「逃走費用」ではない。将来的に何倍ものリターンを得て、安全にサイドFIREへと着地するための「先行投資」なのだ。


2. なぜ安価な代行呪文ではダメなのか?

ちまたにあふれる格安の術式は、基本的に「ギルドに『辞めます』と伝言するだけ」の使い捨ての魔法だ。引き止めに遭ったり、ギルド側から書類(離職票など)を意図的に止められたりするトラブルに対応しきれないリスクがある。

しかし、私が召喚した特級の退職支援者は違う。

  • 確実なギルド離脱: 法律の盾を使い、ギルド側からの不当な反撃や引き止めを完全に無効化する。
  • 完璧な書類回収: 今後の生活防衛に絶対必要な「離職票」や「雇用保険被保険者証」を、ギルドと一切連絡をとることなく確実に手元に届けさせる。
  • 次なる術式への布石: 退職後の生活を豊かにする「国家補給原資」の申請において、受給日数を限界突破させるための「隠し条件」を教えてくれる。

この安心感と、この後に続く「莫大なリターン」の設計図を思えば、298,000円という対価は決して高くないと確信している。


3. 現在進行中のミッション:ギルドに潜伏しながら牙を研ぐ

現在、私は退職支援者の指示を受けながら、決行の日に向けて水面下で静かに準備を進めている。

まだギルドの一員として机に向かってはいるが、心の中ではすでに次の世界を見据えている。退職支援者から下された現在の指令は、主に以下の通りだ。

  1. 業務の引き継ぎ書の作成(任意):
    決行後、ギルドから嫌がらせの連絡が来ないよう、最低限の業務内容を記した魔導書(引き継ぎメモ)を内に残しておく準備。
  2. 私物の回収:
    決行当日は二度とギルドの門をくぐらない。そのため、大切な私物は日々の退勤時に少しずつ、怪しまれないようにカバンに詰めて持ち帰っている。
  3. 心身のデバフ(通院)ログの蓄積:
    退職支援者から授かった最も重要な助言。「退職前に病院を受診し、心身の限界を証明するログを残せ」。これが、後に数倍の仕送り(給付金)を引き出すための最大の鍵となる。

周りのギルドメンバーは、私が数日後に突如として姿を消すなどとは夢にも思っていないだろう。この静けさこそが、作戦成功の前触れだ。


最後に:戦いはすでに始まっている

「プロの力を借りて辞めるなんて」という外野の声など、今の私には羽虫の羽音にも等しい。
自分の身を守れるのは、自分だけだ。ボロボロになるまで搾取され、使い捨てられる前に、国が認めた正当な権利とプロの力を借りて脱出する。何が悪いというのだろうか。

私は今、298,000魔石の契約書を握りしめ、決行のカウントダウンを刻んでいる。

次回【第4話】では、退職支援者から直伝された、退職後の生活費(失業給付)を一般受給者の3倍以上にまで跳ね上げる禁忌の術式「就職困難者」の具体的な中身と、その驚愕の格差について語ろう。

前夜の静けさを楽しみながら、作戦決行を待て。

(つづく)

「我が聖域の最下部にある伝言板は、いつでも迷える同志たちの来訪を歓迎している。君たちがブラック環境で受けたデバフや、脱出への決意など、気軽に足跡を残していってくれ」

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です