【第6話】未知のクエスト「傷病手当金」の出現〜退職未定の社畜がソロで調査を開始した記録〜

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前回のログで、私は3,000万魔石(円)の盾と、就職困難者という120万魔石の上乗せ術式について開示した。これで私の絶対防御壁は完成した……そう確信していた。

だが、ブラックギルド(会社)からの完全脱出を模索し、魔導書(ネットや制度の規定)を読み漁る日々の中で、私はさらなる「未知のクエスト」の存在を知ることになる。

それが、「傷病手当金」という秘術だ。


⚔️ 傷病手当金×就職困難者の「合法リレールート」

ネットの海を調べていると、この傷病手当金と、前回紹介した就職困難者(雇用保険)を組み合わせた最大級の生活防衛コンボの噂が流れてきた。

⚠️ 【絶対遵守の鉄則】
ここで誤解しないでほしいのだが、これらは同時に受給することは絶対にできない。もし同時に受け取れば、それは国の規約違反(バグ技)であり、ただの「不正受給」になってしまう。そんなリスクを冒すつもりは毛頭ない。

私が目をつけたのは、国が公式に認めている仕様(制度)である「順次切り替えのリレールート」だ。

  • 🛡️ 第1段階: まずは傷病手当金を受け取り、ブラック環境で擦り切れた心身を最優先で回復させる(この間は働くことができない状態)。
  • 🦅 第2段階: 心身が回復し、医師から「もう働いても大丈夫」という許可が出てから、雇用保険の「就職困難者」へとバトンタッチし、次のギルドを探す。

もし、この順番に変遷していくルートが成立すれば、生活防衛資金は当初の予定を遥かに超えて大幅に増加することになる。


🥷 頼れる仲間はノーサポート。完全なるソロクエスト

「これだ!」と思い、私が契約している退職支援のサポート組織にすぐさま確認を入れた。しかし、返ってきた答えは非情なものだった。

「当組織では、傷病手当金に関する手続きは『ノーサポート(対象外)』となります」

万能に見えた特級サポーターも、この未踏の領域まではカバーしていなかったのだ。つまり、ここから先は前例の少ない完全なソロクエスト。誰も答えを教えてはくれない。

📋 現在のステータスログ

  • 退職日:【未定】
  • 傷病手当金の判定:【不明】(現時点で発動できるか全く分かっていない)
  • 最大関門:【医師の診断(診断書)】の獲得

すべては霧の中だ。制度の厳格な条件を調べるだけでなく、医師の診断という高い壁を突破する必要がある。


🔥 調査開始。リアルタイムのログを刻む

「分からないなら、自分で動いて確かめるまでだ。」

ハローワークや健康保険組合、そして医療機関の門を叩き、このルートが本当に合法的に開通できるのか、私は今、調査を開始したばかりだ。

世の中のブログには「こうすれば何百万円も得をする!」という、結果だけが綺麗に書かれた成功本があふれている。しかし、そんなものは面白くない。

私がこれからこの身をもって経験する、「退職日未定の社畜が、医師の診断や制度の壁に跳ね返され、迷い、泥臭く道を切り拓いていくリアルタイムのドキュメンタリー」を、この戦闘記録(ブログ)に嘘偽りなく刻んでいこうと思う。

制度の可否はどうなるのか、医師の診断は降りるのか。
進展があり次第、またこの聖域(ブログ)で報告する。

(つづく)


「我が聖域の最下部にある伝言板は、いつでも迷える同志たちの来訪を歓迎している。君たちがブラック環境で受けたデバフや、脱出への決意など、気軽に足跡を残していってくれ」

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